成年後見制度の申立て身上監護を行うケース
ご状況
80代の女性、一人暮らしのAさんは、お子様が三人いますが近くに住んでおらず、最近になって認知症の症状が出始めました。
身の回りの事も出来ず家が荒れだし、通帳をなくすことも増えました。
年に数回訪ねてくれるAさんの長男が状況を気にして、今後どうすべきかをご相談に来られました。
司法書士の提案&お手伝い
司法書士からは、Aさんの判断能力の低下が考えられる為、Aさんのために成年後見制度の利用をご提案しました。
成年後見制度は、判断力が低下した状態の人の法的権利を守る制度です。
成年後見について
制度を利用するには、成年後見人を選任してもらうため、家庭裁判所へ申立てをする必要があります。
成年後見人を選任するには、様々な手続きを行うため費用が掛かること、成年後見人には司法書士等の専門職が選任される可能性があること等をご説明しました。
結果
ご相談者以外の二人のお子様とも連絡を取ることができ、状況・費用等説明後、成年後見人制度利用に関してご承諾いただきました。
その後、全ての必要書類を整え、無事に家庭裁判所に成年後見の申立てを終えました。
後見人は、Aさんのご自宅近くの司法書士が選任され、その司法書士がAさん名義のお金や財産等の管理をすることになりました。
今後はその司法書士がAさんの身上監護も行うことになりましたので、三人のお子様も今後について安心することができました。
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この記事を担当した司法書士
みなみ司法書士事務所
代表
光山 仁煥 (みつやま ひとし)
- 保有資格
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司法書士、簡裁訴訟代理等関係業務認定、一家族信託普及協会正会員、日本財産管理協会認定会員、 成年後見センター・リーガルサポート登録司法書士
- 専門分野
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相続・遺言・民事信託
- 経歴
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みなみ司法書士事務所の代表を務める。生前におけるご自身の「財産管理」のサポートから亡くなった後の相続手続きまで最適なサポートを実施している。現在では民事信託にも力を入れており、相談者からの信頼も厚い。また、相続の相談件数1200件以上の経験から相談者からの信 頼も厚い